ささやかに生きる

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オープンオムライス

 こんばんは、ささやかに生きたいモニコです。変なタイトル、でもそのまんまです。今日は親友と呼びたい呼んでいいよね?なお友達hさんと地元の洋食屋に行った。パスタを食べる気満々だったのに、オムライスがあまりにも美味しそうで、自分でもそれなりに美味しいの作れるんだけどな、と若干の迷いもありつつ選んでみた。そしたらまあ、あのテレビとかでよく見る、ナイフを通せばパカっと開く、オープンオムライス、オムライスご開帳!のやつ。ぼてっ、とした黄色い塊が乗っているだけなのに、開けたらびっくりとろとろの黄金に輝く卵が待っていて、そこに食欲をそそるデミグラスソースをかけたいだけかける、という。こういうの、地元でも食べられたんだ、こんな素敵なお店があったんだ、東京とかじゃなきゃないのかと思ったよ、としみじみしながら。オムライスはもう、私が作るやつなんかの比じゃない、比べるのも失礼なくらいにまろやか、甘み、うまみ、チキンライスのしっとりケチャップ、卵のとろり濃厚な味が一気に押し寄せて。至福の一皿、でしたまさに。サラダもスープも、デザートの梨のコンポートとヨーグルトもパーフェクトに美味しくて、なんだこれ?って。これで1050円なの大丈夫そ?と。久しぶりに外食で感動、というかラーメン以外のものを食べたような気がする。

 このオープンオムライス、味もそうだったけどそれを作っているシェフがまあ素敵で。hさんが実はここのシェフのファンなんだよね、って言ってきた時は、シェフにファンも何もあるか?と思ったけど、数十分目の前のカウンター席に座っていたらその理由がわかったよ。人がいい。受け答えがいい、話し方がいい。私の偏見だけど、飲食店のシェフは癖やこだわりが強い人が多くて、我が強いイメージ。バイトの人にはキツく当たっても当然でしょ、っていう傲慢な態度(学生時代のバイトのモロ影響)だと思っていた。だけど、ここのシェフ、おだやか〜柔らかい〜なんにもトゲがない!!!中年の男性でここまでな人いる?ってくらいに。温厚な優しいおじさん、ってわけでもなくていい意味であっさりしてて、媚びてない感じ。いいっすよ〜どーもです〜みたいな。全然上手く言えないけど。接客されてなんか心地いいというか。ねっちょりはしてないんだよ。こざっぱり後味さわやかおじさん。ついでに私は顔もまたタイプである。

 味もいい、人もいい、ときたらもうリピートするしかないなぁ、と。もっと通う、これは通う。そんな素敵な飲食店に出会えたことにハッピー。hさんとの会話もまあ楽しい楽しい。ハッピーすぎます。しかし明日からの仕事はもう投げ出したいくらい嫌でございます、天変地異が起きて仕事に行かなくてもいいようになってください、と願わずにはいられん……。また週末が来て欲しい、それだけを楽しみにいざ寝ましょう、おやすみなさい。