ささやかに生きる

音声入力中心に、思ったことをつらつらと。

居酒屋

こんにちは、ささやかに生きたいモニコです。我が県でも、まん延防止〜は解除され、ちょうどいいタイミングだったので、夫と串カツを食べに&飲みに行ってきました。あれ?飲みに行ったのなんて、何ヶ月ぶり、いや何年ぶり?です。家での飲みは増えたけど、外に飲みに行くなんて。「居酒屋」というものが久しぶりすぎて、ちょっと感動したり思うところがあって。そのことをつらつらと。

まず、串カツを食べたいとおもったわけ。家ではまず食べないものランキングに入る串カツ。揚げ物だから、油めっちゃつかうし、ひとつひとつ串に刺さっていて・・・作るのめんどくさそうすぎて作ったこと無かった。私はドラマとかYou Tubeとか見たものの影響を受けやすいから、いまはまっているドラマ「お耳に合いましたら」でも串カツ田中の回が最近あったし、大好きなユーチューバー酒村ゆっけ、の動画やコスメティック田中の動画でも串カツが出ていたから。んもう、これは串カツたべなきゃ!!!って駆られていたわけです。昨日も、動画見返して、なにを頼んだらいいんだろう?を研究しました。

その結果、食べたほうが良さげだったものも含め、うずら、紅生姜、キス、たらこ、は迷わずに注文。ほかは、豚バラ、アスパラ、山芋、玉ねぎ、ささみ、なんかも。まずは豚バラから。肉だから、もうこれは間違いない!ジューシーさ、揚げ物さいこー!な味だった。初手から大正解。うずらも、さくっとふわっが共存して、なんとおいしい。3つ刺さってるから3回に分けて食べられるのもまた良い。キスは、さすが白身魚白身魚のフライって美味しいに決まってるじゃん!って味でした。ちょっとびびっていた紅生姜、これまたさっぱり!かめばかむほど辛くなるんだけど、口の中にとどめていたい味というか。紅生姜単体がそこまで好きじゃないんだけど、揚げ物マジックで好みの味にへんしんしてた。すごい。そして今回のナンバーワンは、「たらこ」ですね。たらこはちっちゃいけどちびちびお酒と合わせるのが至高、と聞いたから覚悟を決めていたのに、出てきたのはおおきいたらこ。「おっきいやないかい!」と。最初から最後まで、ちびちびたべて、味変アイテムに使わせていただいた。濃い味、しょっぱさがあぶらっぽさを中和してくれるというか。たらこは次回も間違いなくリピートする。山芋も個人的にはさくさくともふもふな食感が好きだったし、玉ねぎは、もうね、オニオンリングという食べ物がすでに成立しているだけあっておいしかった。そしてやっぱりささみも美味い。肉系に外れはないな!と実感。

ふう・・・怒涛の美味しさラッシュでした。揚げ物ってこんなに美味しいの?を実感。一つ一つ違うものをバラエティ豊かに食べられるのも串カツのよさだなあと。それと、付け合せとして頼んだ梅水晶、しめ鯖もとーーーっても美味しく。こんなに美味しくて満足度の高い外食はここ最近あっただろうか?と。やっぱり居酒屋ってすごいな!代わる代わる美味しいメニューが出てくるんだもの。自分で作っても美味しいものは食べられるけど、さすがにここまではない。しかも、串カツの一品一品を用意、ってなると自分で作ったほうがコスパ悪い気がする。梅水晶もしめ鯖も作り方わからないし、言い訳。やっぱり居酒屋さいこーー!

食の面では大満足。ビールも日本酒もいただきました。ただ、忘れちゃいけないことがあったよい。居酒屋は、自分たちだけがいるわけじゃない、ってことを。完全個室のようになっていて一つの部屋になっていたけど、隣には部屋があって。そこから聞こえてくる、他のお客さんの声。おそらく社会人だけど、30代手前かなあ。まあうるさいうるさい。飲んでると、つい声って大きくなっちゃうよね。特に女性の声や笑い声がうるさくって。飲み会の感覚、思い出してきてしまったわけ。こっちはこっちで夫としっぽり、味わって食べて飲んで、楽しかったんだよ。でも、向こうのほうがめちゃめちゃに騒いでいると、なんかこっちが白けているんじゃないか?楽しさ度が負けているんじゃないか?って、なんだか何も勝負も何もしていないのに、負けた気分になる。

これ、大学生の時とか、職場での飲み会もそうだけど、ありませんでした?向こうのテーブルがやたらに盛り上がっていると、自分のいるテーブルがとってもつまらないんじゃないか、みんなもそう思っているんじゃないか?って。面白い話題提供できず、暗い女でごめんなさい、って思わなくてもいい罪悪感感じたり。ああ、この感覚…久しぶりだなあ、と。そして、この感覚が嫌いで、飲み会が好きじゃない、ってことも思い出した。そうだよ、こんなふうにお金も払って気も使って、時間もかけているのに、なぜか惨めな気持ちになる。しかも高確率で。たまに自分のテーブルが盛り上がって楽しいこともあったかとは思うけど、そうじゃないときのほうが多かった。これは運なのか、私という人とその周りにいる人の化学反応、妥当な結果なのか。

コロナが収束しても、飲み会という文化が職場や、そこまで仲良くない人たちと大勢で飲む、みたいなことからは避けていきたいなあ。飲むとしても、夫や親友以上の人たちと。食を楽しみながら。話を楽しみたいなら、飲み会じゃない手段で私はしたい。チェアリングしながら、デイキャンプしながら、とか。そういうささやかさの中で生きていたい。と。居酒屋から、またこの感覚を思い出し、覚悟を決めたのでした。

串カツさいこー!おうちでもやりたい!