ささやかに生きる

音声入力中心に、思ったことをつらつらと。

2度めの結婚式

こんばんは、ささやかに生きたいモニコです。久しぶりのブログ。4月、新年度はとにかく忙しかった。GWからそのままフェードアウトしてニートになりたい。今こうして書いている横でまったりしている妹のように。

今日は、人生2度目の結婚式に参加して…感じたこと。ほぼ愚痴です。ワタシ、アンチ結婚式だから。

 

2度目にして、改めて実感した。結婚式は究極の自己満足である、と。馴れ初め、どこで生まれてどの学校で何をして、からアナウンスが入り、どこで出会い、関係を深め、時に遠距離恋愛で…って、誰が聞いてる??!!!その情報。芸能ゴシップならまだしも。一般人の、生い立ちや馴れ初めを誰が聞きたいの?って。上司から挨拶を頂いて。上司も、可愛そうなものよ。GWのさなか、出会って間もないとしても、高いご祝儀払って、そしてスピーチまでさせられるんだから。ツーショットのムービー、もう、おなかいっぱいです!って。今、インスタでもツーショット投稿するひと減ってるくらいよ。見せられて、うん、それで??って。美味しいごちそうも、ここでじゃなくていいし、もっと好きな人と、じっくりゆっくり食べるから美味しいんだよ。知らない人ばかりに囲まれて、落ち着かずに食べる高級料理より、家でくつろいでお行儀悪く食べるカップ麺の方がずっとおいしい。極めつけは親への手紙。それ自体は素晴らしいよ。でも、それを見せられる、聞かされる、所詮他人なわけよ。他人家族の涙ちょちょぎれスピーチを、休日返上で聞きに行くワタシって。

ばぁーーっと吐き出した。まだある。

そもそも、結婚式はなんのためにやるのかを考えたほうがいい。結婚をしました、それ自体はとても素敵なことで、特に友達や親友だったら、おめでとう、よかったね、ってお祝いの気もちは湧く。きれいなドレスを着る。ここから少しわからなくなる。ウエディングドレスってなんだ??着て、写真を撮る、結婚したてのいい時期に、二人の思い出として撮る分には、一つのイベントとしていいかもしれない。両親への感謝、これは伝えたほうがいい。手紙にしても、スピーチにしても。特にお嫁さん側は、名字も変わって籍が変わるわけだから、何かしらは伝えたほうがいい。だとしても、両親にだけ伝えたらいいと思うんだ。友達サイド、我々に伝える意味は、ない!!!!

そう考えると、結婚式は、新郎新婦、家族でやるのがベスト。友達を呼ぶ必要はない。ついでに、いろんな儀式、料理を省いた結果、写真を撮った日の最後の方に読んで、両親とも写真を撮る、感謝の挨拶をするのがいいかも。いいエッセンスだけをとってできる。

愛の誓いは、みんな、友人を集めてやらなくたっていいわけ。当人同士が、最高に中が良くて、信頼しあって、愛し合っているのなら。見せびらかすものじゃない。それに、やっぱり、3万円のご祝儀をもってこい、って、休みの日にやるからこい、って友達に言うのは、どんなに仲がよくても気が引ける。自分たちの自己満足に付き合わせるのが、あまりに申し訳ないから。その、申し訳ないな、って感覚は人それぞれだと思うけど、そう微塵も思わないのであれば、ワタシとは感覚が合いませんね、って話。

だれもがみんなそうじゃないのはわかってる。でも、ちょっとはよぎらないものなのかな。休みの日にお金を払って来てもらうことのありがたさとか、相手に面倒をかけることとか、その日に他にやりたかったことがあるんじゃないかとか。人の時間を奪うことになる、ってことを。全然そんなこと考えてないんだろうよ。お世話になった人を招待して、お祝いをしよう、って。ってか、小学生の頃、誕生日会を開くとき、相手からお金なんてもらったか??お祝いをしてもらうはずの立場の新郎新婦が、お祝いをするから、「来い!」って、それもうカツアゲじゃん。

怖!結婚式、こわ!!!!カツアゲが法律的に許されてるんだもん。恐喝。脅し。脅迫。

 

自分のことを振り返ってみる。結婚をした時、たくさんの同僚にお祝いをしてもらった。みんな忙しいはずなのに、お祝い会の時間を作ってくれた。花束をもらって、ワタシからは感謝を述べて。そしてなにより、子どもたちからのお祝いの動画を作ってもらった。替え歌。それをみんなでみた。プレゼントをもらった。それ以上に、何を望む???きれいなドレス?友人からのスピーチ?結婚式をしたという事実?人をあつめて、たくさんの拍手をもらいたい?祝福をうけたい?もう、十分、十分すぎるくらいたくさんの愛とお祝いをもらった。だからなのかな、私、もう満足してしまった。結婚のお祝い、というものに対して。そう考えたら、結婚早々に満たされた私って超幸せ者だ、と。

そして何より、実際に私は幸せオブ幸せ、と胸を張って言えるくらいに幸せ。だからこそ、式というものにこだわる必要がない。式を挙げたい、挙げなきゃ、挙げるものだろ、っていう概念がない。もう、満足しているから。幸せだから。

 

NHKの正直不動産という番組にハマっていて。そこで、どんな家だとしても、住んでいる人が幸せじゃなかったら意味がない。どんな家でも、住んでいる人が幸せだったらそれでいい、と。まさにそれ。私達は最高に幸せ、だからどんな式やお祝いだとしても、お家だとしてもいいんだ、幸せなんだ、って。

 

人生2回目の結婚式。やっぱり、結婚式というものに対しての、無駄、友人を呼ぶときの罪悪感、申し訳無さ、傲慢さ。じゃあウエディングドレスを着ての撮影と親への感謝の気持を伝える方法のよさ。

そしてなにより、今の自分が最高に幸せで満ち足りている、ということ。

 

ながくなりましたが、これで、2回めの結婚式で感じたこと、のブログにさせていただきます。